利用方法による分類(個別方式のクレジットとクレジットカード)

クレジットは利用方法によって、個別方式のクレジットとクレジットカード(包括クレジット)の2つに分けることができます。

 

個別方式のクレジット

商品を購入しようとする時に、その商品の購入にクレジットを利用するための申込書を書いて提出し、クレジット会社(2者間契約の場合は販売会社)の審査を受けて利用するクレジットを「個別方式」のクレジットといいます。自動車を購入するのであれば、その自動車を購入するためのクレジットの申込みをして、審査を受けて利用します。

 

クレジットカード(包括クレジット

クレジットカードは消費者の信用に基づいて発行されるカードで、消費者はこのクレジットカードを使って、一定の条件(有効期限や利用可能枠の範囲での利用や会員規約の遵守等)で、クレジットのシステム(代金後払いでの商品を購入したり、サービスの提供を受ける)を利用することができます。 
クレジットカードを持つためには、クレジット会社(2者間契約の場合は販売会社)にカードの発行を申込みます。申込書を書いて提出し、審査を受けます。審査にパスするとクレジットカードが発行されます。クレジットカードには有効期限や利用可能枠がありますが、その範囲であれば消費者はそのカードを利用し、後払いで商品等を購入することができます。