外資系消費者金融業者の進出

昭和52年、米国のアブコ・ファイナンシャル・サービスが「日本アブコ・ファイナンス・サービス」を設立して日本進出を果たしたのをはじめ、昭和55年には10社の外資系消費者金融業者が日本に進出し、低金利(年利48%)を武器にサービスを開始しました。

しかし、日本の消費者ローンに対する社会的意義や環境の差異などによって、業績が上がらず、昭和60年代の初頭頃には大部分の企業が撤退していきました。