個別信用購入あっせん(ショッピングクレジット)は、昭和40年代に入ると著しい伸びを示しました。統計資料によると、昭和44年に110億円、昭和47年に660億円、昭和50年に4,240億円と毎年前年比170~200%の増加を示しています。
成長の主な要因としては、信販会社と全国規模のメーカー・販社(音響、ミシン、書籍販売、電機、自動車など)との提携が進んだこと、これらのメーカーが取り扱う商品が比較的高価格であること、昭和40年代に「無店舗小売業(訪問販売、通信販売など)が著しく成長したことが挙げられています。