高度情報化社会の進展に歩調を合わせて、個人情報の保護が重要になってきました。インターネットの普及、ICカードの実用化は、個人情報を活用したビジネスにとって新しい分野の開拓につながりましたが、一方で個人情報の流出などのプライバシー保護対策も欠かせなく、起業のコンプライアンスがいっそう注目を浴びるようになりました。
クレジット業界では、平成7年に個人情報取扱主任者認定制度を発足させ、個人情報保護に対する重要性を十分認識し、社内および業界における個人情報に関する意識と、社員一人一人のスキル向上を図っています。また、平成13年には「クレジット産業における個人信用情報保護・利用に関する自主ルール」を定めてプライバシー保護の徹底を図っています。